大手企業の工場勤務というと
- 金持ちが多いって聞くけどどうなの?
- 稼げるの?
- 転職できるの?
- デメリットないの?
といった疑問があるかと思います。
そこで、今回は大手企業の工場勤務は金持ちなのか?と大手の工場勤務のデメリットについてまとめてみました。
この記事を読めば大手企業の工場勤務が金持ちなのかとどうやって転職するかが分かります。
実際に、工業高校卒業後大手のメーカーの工場勤務をしている僕が工場のリアルな給料事情や転職事情を暴露しちゃいます。
この記事を書いた人
今の職場に満足していない転職活動をすることをおすすめします。
転職活動は、ノーリスクで行えるのでやらないのは損です。
まずは、空いた時間にでも簡単な適職診断を受けてみるのがおすすめですよー!!
大手工場勤務って金持ち?

この章では、大手工場勤務が金持ちなのかについて紹介して行きます。
結論から言うと大手工場勤務は、お金持ちです。
※ここで言うお金持ちとは、人並み以上の収入を得れることを言います
大手工場勤務がお金持ちな理由は、以下のようになります。
大手工場勤務がお金持ちな理由
- 手当関係が豊富
- 残業代がしっかりと支給される
- 夜勤がある
それぞれ解説していきます。
理由1 手当関係が豊富

最初の理由ですが、手当関係が豊富になります。
工場勤務の給料が高い傾向にあるのはなんと言っても手当が豊富だからなのです。
工場の手当は、かなり豊富で残業手当から住居手当など多岐に渡ります。
なので、工場勤務で生産ラインで仕事をしている人たちは、高給取りなのです。
実際にてつおも交代勤務をしていましたが、19歳で破格の手取りで30万越えをしたこともあります。
工場勤務は、基本的に肉体労働なので体力のない方にはきついと思われるかもしれませんが、製造以外にも検査業務などもあるので体力に自信のない人にも非常にお勧めです。
基本的に入社後に職種は、選べませんが事前に工場転職のサイトで条件を絞ってその希望の職種の会社の試験を受けて合格すれば希望の職種でそのまま作業に従事できます。
ココに注意
あくまでも、大まかな職種です。
例(製造職・検査など)この辺は、しっかりと転職先の企業と話をするようにしましょう。
ココがおすすめ
手当が豊富なので無駄遣いをしなければ、積立投資の種銭もたくさん確保できます。
理由2 残業代がしっかり支給される

2つ目の理由ですが、残業代がしっかりと支給されるになります。
あなたは、会社からしっかりと働いた分の残業代を支給されていますか?
例えば、
- 〇〇さん今月予算の関係で残業10時間しかつけれないのでよろしくねー
といった感じの会話はないでしょうか?
実際は、10時間以上働いているのに10時間分の残業代しか支給されない事実
ドキッとした方もいるかもしれませんが、世の中このような会社がごまんと存在しているみたいです。
しかし、大手工場勤務の場合残業したらした分きっちりと残業代を支給されます。
なので、大手工場勤務の方はサービス残業という概念が存在しません。
ココがポイント
サービス残業は、生きている時間を無駄遣いしているという認識を持っておきましょう。
サービス残業をしたくない方は、大手の工場で勤務することをおすすめします。
実際の話ですが、残業代の支給に関しては製造業が一番確実にもらえる可能性が高いです。
ちなみに、てつおの周りで残業代が一番支給されないと聞くのは田舎の公務員です。
例 県庁・教職員など
上記の職種の友人からは残業代が支給されるのが当たり前な工場の事情を教えるとかなり驚かれます。
時間の無駄の無い働き方をしたいなら大手工場勤務がおすすめです。
理由3 夜勤があるから

3つ目の理由ですが、夜勤があるからになります。
あなたは、夜勤と聞くときつい・眠い・身体に悪そうといったイメージを持つのではないでしょうか?
しかし、大手工場の夜勤はしっかりと時間管理が行われているので、そこまで負担はありません。
そして、手当が非常に美味しいです。
1勤務5000円〜10000円程の額を普通にもらえます。
なので、1週間夜勤をするだけで結構な額を夜勤手当だけで稼ぐことが出来ます。
普通の会社の人の場合手当で稼ぐといったら残業代ぐらいしかありませんが工場の場合この夜勤があるので非常に給料が高くなる傾向にあります。
もちろん先程の残業と同じで働いたら働いた分だけしっかりと深夜業手当や交代勤務手当が支給されるので、給料はUPします。
なので、最悪残業がなくなっても夜勤手当てで稼げるので大手工場勤務は非常にお得になります。
ココに注意
夜勤は、手当も付いて非常にお得な勤務ですが、身体に合う合わないがあるので注意が必要です。
体力に自信がありなおかつがっつり稼いでいきたいという方は、夜勤をしてどんどん稼いでいくことをおすすめします。
夜勤は、体力勝負なので日頃から体力をつけておくといいです。
夜勤は、身体に合う合わないがはっきり別れるので、ただ稼げるからという理由ですると痛い目にあうので考えて選択して行きましょう。
夜勤は、体に負担が大きいですが便利アイテムを使用することで負担を和らげることが可能です。
下記の記事は、工場勤務をするなら必ず持っておきたいアイテムを紹介しています。
ちなみに大手企業の工場に勤めるとFIREできる可能性が非常に高いです。
実際僕の職場のおじさんもサイドFIREして働かないおじさんと化しています。
工場勤務のFIREに興味がある場合下記の記事を参照ください。
どうやって大手工場で働くの?

この章では、大手工場にどうやって入社するか紹介していきます。
大手工場入社方法
- 工業高校から就職する
- 求人を見つけて転職する

方法1 工業高校から就職する

最初の方法ですが、工業高校から就職するになります。
王道の就職パターンですが、一番手っ取り早いです。
学生限定になりますが、工業高校でしっかりと勉強をして成績上位にいると自然と担任の先生から優良企業の工場の求人を紹介してもらえます。

この記事を読んでいる方に工業高校生の方がいれば絶対に学生時代真剣に勉強することをおすすめします。
何故なら工業高校生は、学生時代の頑張り次第で生涯年収が大きく差がつくからです。
宿題も無く自由に過ごせる工業高校ですが、その環境に甘えて何もせずダラダラ過ごしていると就職した時にかなり酷い目に遭います。
実際に、てつおの友人も学生時代勉強もせずダラダラ過ごしていたせいでブラック企業に入社することになりました。
学生の方は、「ブラック企業ってどんなふうにやばいの?」と思うかもしれませんが、簡単にまとめると以下のようになります。
ブラック企業に入るとこうなる
- 残業代が出ない
- 休みが少ない
- 上司のパワハラが横行している
- 給料が安い&上がらない&ボーナスが無い
- 労働環境が最悪(きつい・汚い・危険)
上記のような環境で仕事をすることになります。
逆に大手の工場に入社すると上記とは真逆の待遇で社会人生活を送れます。
今の時代大学に行ってもブラック企業に入る人が多い時代ですが、工業高校でしっかりと勉強をすれば高卒でもしっかりとした環境で働くことが可能です。
この事実を知っている人は、学生時代からしっかりと勉強をしています。
しかも、中学までの成績なんて一切関係ないので安心してください。
しっかりと勉強して将来美味しい職場環境で働いていきましょう。
ココがおすすめ
大手の工場に勤務すると高卒といえど大卒の看護師さんや公務員の方に普通に相手にされます。
たった学生時代の2年間を我慢して努力すれば、美味しい思いをすることが出来るので、この記事を読んでいる賢い人は勉強をどんどん頑張って行きましょう。
3年生になってから頑張るという考えの方は要注意です。
工業高校の就職先は、2年生の終わりまでの成績の良い順に希望する進路を選びます。
学校の勉強と並行してお金の勉強をしておけば将来1億円の資産を持つのも夢じゃないです。
この機会にお金の勉強もしておきましょう。
大手工場勤務の場合お金を稼ぐ力を若いうちから得られるので、その稼いだお金に働いてもらいドンドン自分が働かなくても良い状態にして自分の本当にやりたいことを実現できるようになって行きましょう。
社会人になると色々な手段を使ってあなたの稼いだお金を狙ってくる人がいます。
そんな人たちに上手いこと利用されないようにこのお金の大学を読んで、知識を身に付けていくことをおすすめします。

社会人生活で圧倒的に同世代に差をつけたい人は、読んでいこうね
お金の勉強はすればするだけあなたを守ってくれます。
将来お金で苦労したくない人は、絶対にお金の勉強をしていきましょう。
方法2 求人を見つけて転職する

2つ目の方法ですが、自分で求人を見つけて転職するになります。
自分で求人を見つけると言っても様々な種類があります。
具体的な種類は、以下のようになります。
求人の探し方
- 地元のハローワークに出向き求人が無いか確認する
- 転職サイトで自分の希望する求人を見つける
- 転職エージェントに相談する
以上になります。
それぞれ解説していきます。
地元のハローワークに求人を確認する
最初の方法は、地元のハローワークに求人を確認するになります。
まずは、あなたの入りたい大手の製造業のある地域のハローワークにあなたの入りたい企業の求人がないかの確認をしてみましょう。
工場が繁忙期で新卒の求人が足りない場合など即戦力となる中途入社を募集する可能性があります。
この場合企業としてもなるべく早く即戦力が欲しいので、落とす試験より入れる試験になりがちです。
なので、通常の新卒の試験よりもやや甘めに審査基準が設けられる場合があります。
地元の入りたい会社に親や親戚がいる場合試験に受かりやすいこともあるみたいです。
理由は、身内もいるので離職の可能性が低いのと会社のことをあらかじめ理解しているからみたいです。
実際様々な大手の製造業で身内が従業員の場合受かりやすいという声が多数ありました。
もし、製造業の仕事に興味がある場合このチャンスを利用して転職していくことをおすすめします。
いくら落とさない試験と言っても倍率が高い場合は落ちる可能性が上がるので油断しないようにしましょう。
転職サイトで希望する求人を見つける
2つ目の方法は、転職サイトで希望する求人を見つけるになります。
転職サイトは、様々な求人があるものやその業種に特化した転職サイトなど様々なサイトがあります。
※今回の場合工場転職に特化した転職サイトを利用すればより希望に近い求人を見つけ出せます。
次に、転職サイトのメリット・デメリットについて解説します。
転職サイトのデメリットは以下のようになります。
転職サイトデメリット
- 転職活動を単独で行わなければならない
- どんな会社なのか知ることが難しい
- 初めての場合不明な点が多い
以上になります。
次にメリットを紹介していきます。
転職サイトメリット
- 裁量権が自分にあるので気軽に転職活動を進められる
- 複数のサイトに登録して比較ができる
- エージェントなどがいないので自分の気持ちでしっかりと行動できる
以上が転職サイトのメリットになります。

自分で行動できる人はドンドン動けるからおすすめだね


転職エージェントに相談する
3つ目の方法は、転職エージェントに相談するになります。
転職エージェントは、転職サイトと違ったデメリットがあります。
転職エージェントデメリット
- エージェントによって当たり外れがある
- 応募まである程度時間がかかる
- 複数内定をもらった際にどこにいこうか悩んでしまう
- 対応が悪いエージェントも一部存在する
次にメリットを紹介します。
エージェントメリット
- 履歴書や職務経歴書のアドバイスがもらえる
- 面接対策ができる
- 非公開求人を用意してもらえることもある
- 面接後も企業側にプッシュしてもらる
- 自分が想像もしなかった求人を提案されることがある
以上になります。
基本的に転職エージェントは、ある程度の段取りをエージェントと一緒に行うので自分一人で行動していくのが「ちょっと難しい...」という方は、積極的に利用することをおすすめします。

工場勤務の給料面でのデメリットはないの?

なんだか美味しい話ばかり聞いて胡散臭いと思った方もいるでしょう。
工場勤務の給料面でのデメリット実はあります。
工場勤務の給料面でのデメリットは以下のようになります。
デメリット
- 平社員のうちは手当に依存
- 会社あっての給料なので手に職がつきにくい
- よくも悪くも会社次第
デメリット1 平社員のうちは手当に依存

工場勤務の給料のいい理由は手当と解説してきましたが、この手当は、注文があるからこそ支給できるわけです。
なので、不景気になり物が売れなくなると自然と交代勤務なども無くなってしまうので手当ももらえません。
この点が製造業のデメリットの一つになります。
ココがポイント
大手の製造業の場合リーマンショックなどの経済危機の影響を受けても交代勤務手当が支給されなくなる程度で済む場合があるので安心して働けます。
デメリット2 会社あっての給料なので手に職がつきにくい

工場の給料は、会社があっての給料ですよね?
簡単にいうと〇〇という会社があってその〇〇という会社にあなたが雇われているからその給料が補償されているわけですよね?
なので、今の会社の給料でそこそこもらえているから「俺は転職してもこの給料をもらえるだけの市場価値がある」と勘違いしがちです。
この勘違いこそ非常に恐ろしいのです。
何故ならあなたが会社でいい評価を現在もらっていてもそれはあなたがどの業種に行っても通用するスキルを持っているからその評価というわけではないのです。
あくまでも社内で通用するスキルをあなたが周りより持っているというだけなのです。
なので、工場でいい評価をもらっているからと言っても社外に出たら通用しないので注意しましょう。
ココに注意
会社内の評価を上げるために仕事を頑張る=社内で通用するスキルを上げるだけです。
この辺が看護師やエンジニアと工場勤務の手に職を付けるの違いです。
工場勤務の手に職を付けるは、社内で通用するスキルを身につける。
看護師やエンジニアの手に職を付けるは、社内外で通用するスキルを身につけることです。
工場勤務が社内で通用するスキルを身につけるより副業をしていくことをおすすめします。
デメリット3 よくも悪くも会社次第

工場の給料は、結局のところ良くも悪くも会社次第です。
今の時代変化が激しいですよね?
なので、伸びている業界と落ちている業界が顕著に現れています。
伸びている業界の工場で仕事をすれば給料はうなぎ登りに上がりますし衰退している業界に行けばどんどん待遇面で悪くなっていくことでしょう。
ちなみに、2022年現在どの業種が伸びているかについては個人的に半導体関係が注目ですね。
昨今の半導体不足問題もありますし、今度九州に外資系の半導体の工場も来るらしいので日本全体で半導体に力を入れている印象があります。
なので、半導体関係の企業に興味がある場合転職サイトで求人を探してみましょう。

でも決算書なんて読めない!という人が大半ですよね?
なので、決算書の読み方を勉強していきましょう!
決算書が読めると得すること
- 投資の判断材料になる(持株会などの)
- これから伸びる業界などが読めるようになる
- 経済について関心が出てくる
会社という船に乗るからにはなるべく沈没しない船に乗っていけるようにしていきましょう。
また、大手企業の場合良くも悪くも色々な人がいます。
なので、人間関係の悩みを抱える方も多いです。
理不尽な曲者も沢山いるので注意しましょう。
理不尽な人に勝つ方法は下記の記事にまとめています。
大手工場勤務ってお金持ち?まとめ

今回は、大手工場勤務ってお金持ち?と言う疑問について現役の工場勤務が解説してきました。
おさらいすると大手工場勤務は、お金持ちです。
その理由は、以下のようになります。
大手工場勤務がお金持ちの理由
- 手当関係が豊富⇨何かしらの手当が支給されるから
- 残業代がしっかりと支給される⇨サービス残業がない
- 夜勤がある⇨日勤のみの業種より深夜業手当で稼げるから
になります。
とにかく、何かしらの勤務帯に従事すれば手当が発生するので若くても比較的高給取りになる傾向にあります。
大手工場に勤務したい場合以下のようなルートで就職することになります。
大手工場就職方法
- 工業高校から就職する⇨新卒で就職
- 地元のハローワークに出向き求人が無いか確認する⇨転職
- 転職サイトで自分の希望する求人を見つける⇨工場転職に特化したサイトがおすすめ
- 転職エージェントに相談する⇨転職したい業種になるべく強いエージェントを利用して行きましょう。
と幅広い手段があります。
なので、新卒で就職できなくても落ち込む必要なんて全くありません。
しっかりと転職のアンテナを張っていつでも好条件の求人が来た時に転職できるように自分の市場価値を高めておくことが大切です。
そうすれば、即戦力としてあなたの条件に見合った企業に入社できて今まで考えもしなかったくらいの高待遇に恵まれることでしょう。
大手の工場に勤務することは、特にやりたい仕事が無い人には最強の選択です。
また、工場というときついイメージもあるかもしれませんが全然そんなことありません。
工場の仕事は肉体的にも精神的にも楽です。
詳しく知りたい方は、下記の記事を参照ください。
また、工場は基本的に給料はいいですが、デメリットもあるのでしっかりと認識しておきましょう。
後から「こうじゃなかったー」ということがないようにして行きましょう。
工場の給料のデメリットをまとめると以下のようになります。
工場の給料のデメリット
- 平社員のうちは手当に依存⇨景気に左右されがち
- 会社あっての給料なので手に職がつきにくい⇨社内でしか通用しないスキルしか育たない
- よくも悪くも会社次第⇨衰退している業種になると危険
美味しい話だけではなく少なからずデメリットも存在するということを頭に入れておきましょう。